寝ても覚めても銀塩

 

2010.02.06[土] 観察


硝子張りのエレベーターの動きを観察する。


Minolta CL、Jupiter-3 50mm F1.5 ZOMZ、KODAK TRI-X400

2010.02.05[金] 青鬼


横綱が引退してしまった。彼の強さは何より気性。長所は短所とか、馬鹿と天才は紙一重とか、そんな言い回しがあるけど、彼の強さはそんな類に思える。秘める事もできず露わになる桁外れの闘争心。溢れる気迫で広い館内を圧倒し、倒れた力士にもまだ心を抑えることができない。仮に倒れる時は、手を胸に引き付け、足も胸の仰け反らせ、そして顎から土俵へ落ちる。どれも考えてやれる事ではない。ニュース記事には「品格、品格と言いますが、土俵に上がれば鬼のような気持ちになる。精いっぱい、相撲をとりたいと思ってやってきました。」との彼の言葉。そんな事、彼を力士として好きだった人は十二分に承知している。国技の品格とはいうものの彼はそもそも日本国籍も持っていない。その彼は独り横綱としてこの国技を数年間支えた時期がある。相撲好きの端くれには、普段は相撲なんて報道してもしてくれないメディアや、興味もない野次馬世論によって、彼の土俵での本当の姿が差し置かれ、品格という流動的・曖昧なモラルが押し付けたように見えるのが申し訳ない。


僕はこの横綱が好きだったのにどういう訳か2年連続で偶々見に行った日に負けた時があった。彼が手をつけば待っていましたとばかりに館内は大喜びし、皆ここぞとこの悪童に座蒲団を投げた。そんな時、彼はその会場の雰囲気を感じ取りニヤリとし、その雰囲気を自分の糧にするかのようにスーッと吸い込んでいる。会場の雰囲気の突然の変化に子供達は仰天しワンワン泣く。その泣く子らを蹴落として土俵へ向かって思いっきり座蒲団を投げる伴侶もこれまた2回見た。楽しい土俵を有り難う…これからは人並み外れたその心刀を降ろして穏やかに送られますよう…少なくとも噂ある故郷の国政に関わるのはその気性故に流石のファンも心配…。

OLYMPUS PEN D、F.Zuiko 32mmF1.9

2010.02.04[木] 夢?


Anner Bylsma …僕がもっとも好きな何を差し置いても外せない演奏家、今月は彼の誕生月です。今のようにインターネットを活用できる前のこと。彼の名を冠した主たるCDを制覇していた僕は、TOWER RECORDS や HMV へ行くたびに Anner Bylsma という小さな通奏低音演者1人の文字を探し、見つけると片っ端から購入していました。店頭にならんでいるCDは作曲家別になっていますから、あらゆる作曲家のCDを闇雲に裏返しては探しました。今ではBOXがでる程の方ですが当時はそんなものはありませんでした。去年から iPhone を使うようになってからライナーノーツに目を通すことが少なくなりました。以前はCDケースから取り出す時にライナーノーツに毎回目を通した気がします。Bylsma が演奏している楽器で有名なものに Goffriller があります。そのこともライナーノーツに書かれていました。17世紀の楽器制作者です。

PENTACON SIX TL、ARSENAL MC Volna3 80mmF2.8、Fuji PRO400

2010.02.03[水] ココア


遊園地内の施設でココアを飲む次男。3才になる彼は初めてのココアだったらしく、親の居ぬま間に爺婆にねだり2杯目を得ていました。戻ってきた伴侶が側に依るとそのココアをすすりながら、手を握りました。

Olympus Pen FV、G.Zuiko Auto-S 40mm F1.4、fuji SUPERIA PREMIUM400

2010.02.02[火] グルグル


今日の写真とは何も関係ありません。先日、冷蔵庫から既に数年前に期限が切れた JESSOP BLACK & WHITE NEGATIVE FILM R200 が1本出てきました。JESSOP は英国の写真関連メーカー(こちらでのカメラのキタムラとか…)です。JESSOP B&W R200 は、折り畳まれた現像説明書と銀紙に巻かれていて箱に入れられています。この現像説明書に此までに気付かなかったのですが " Manufactured by FOTOKEMIKA Zagreb, CROATIA, under the licence of Du Pont de Nemours (Deutschland) GmbH. " と書かれています。ややこしいです。デュポンのドイツ系列社の技術供与を受けてクロアチアのフォトケミカ社で製造したと書かれていることになります。この技術というのは元々 ADOX が持っていた乳剤技術だと書かれている国外ページが幾つかあります。詳細はよく分かりませんが、銀塩乳剤の技術がグルグルと回り回ってやっとこさ我が家へ辿り着いた事になります。既に JESSOP でも廃版になっていますし、FOTOKEMIKA でも R200 はもう製造していません。我が家では最後の R200 でしょう…有り難く愛おしんで使わせて貰います。正規の裏紙が付いているのでオートマット機で使用するのはもったない。赤窓機で使う事にしました。現像は如何ほど延長しようか…。また楽しい思考を巡らせることができました。

Olympus Pen FV、G.Zuiko Auto-S 40mm F1.4、fuji SUPERIA PREMIUM400

2010.02.01[月] 終焉

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先週富士フイルムのブローニーフィルムの生産がカラー1種(220)を除いて全て停止された(今回調整で135判は36枚撮だけ継続)。僕の持っているオンボロ中判カメラに220判が使えるものはないから、もう富士フイルムの中判銀塩フィルムを買うことはなくなった。富士フイルムが生産していた120判ではACROSが好き。最後のロットでも相変わらず安価に販売されていたけど、1度に注文できる本数が制限されている。送料は無駄になるけど数回発注を繰り返してACROSを少し買い貯めた。120判として使おうか、もったないからMINOXで使おうか…。110フィルムの時まではいつ頃生産停止をして出荷終了時期はいつ頃だとちゃんとアナウンスをしてくれた。でも、MINOCOPY HR2の生産停止の時からなのか富士フイルムは何もアナウンスしてくれていない…それがとても残念。

カメラ:PENTACON SIX TL、レンズ:CZJ DDR MC Biometar120mmF2.8、フィルム:FUJI ACROS


追記;去年のHR2の生産停止以来、定期的に「価格表/JANコード表」をチェックしていたのですが、30日土曜日の朝に「価格表/JANコード表」を見ると120判のほとんどのフィルム種に「在庫終了次第、販売終了とさせていただきます」との記載がありました。それで、ビックカメラからACROSを購入しようとしたところ発注制限が掛かっていたので、今日のエントリーを書きました。でも、今日昼過ぎに、ある方からのメールにて、ACROSやPRO160NS等の120判はパック品が新たに販売される予定との情報を頂きました。PRESTOは生産停止とのことのようです。今日の記事の一部は間違いかもしれません。変な事を書いてすみません。ACROSの生産が存続されれば僕は何より嬉しいのですが…。

2010.01.29[金] 雰囲気


1月1日、朝飯を頂いた後、ボケッとしていてもしょうがない…とiPhoneを使って泊まっている場所の界隈で行き先を探す。すると元旦から開いている遊園地があることに気付きました。早速子供達を連れて行ってみると開けているのが不思議なくらいに閑散。並ぶこと無く各アトラクションを体験でき、子供達は大喜び。でもどうも雰囲気に欠けます。遊園地というのは人が沢山居て皆楽しそうで、その雰囲気を味わうという側面が多分にあると気付きました。写真は遊園地内の建物。国外へ保養に行っていた訳ではなく磯部町坂崎という田舎町。

Olympus Pen FV、G.Zuiko Auto-S 40mm F1.4、fuji SUPERIA PREMIUM400

2010.01.28[木] 不覚

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最近自宅の接続プロバイダを変更した。今までは極細の1M回線を使っていた。実効速度は1Mなんて勿論出ない。特段それに不便も感じなかったが、iPhoneを使うようになってからDLが増えた。OSが更新されただの、iTuneがバージョンアップされたの、アプリ更新はwifi環境で行えだの、色々煩い。大きな更新は予定時間が裕に数時間と表示される。そこで自宅の回線をちょっとだけ大きくした。高速回線や常時接続やと…そういった類の事はどうも不安で心地悪い。PC電源は必要無い時は消すのも基本。そこでモバイルWiMAXにした。我が家は幸い電波状況はよく、奥の部屋でも問題なく接続可能。測定サイトで計測すると4〜5Mもの速度が得られる。これなら必要十分と、WiMAX端末をルーターと共に購入した。自宅でwifiも使えるようになり、iPhoneの通信速度は3Gより遙に速くなった。万事すべて良し! ところが、ある日の夜、雨戸を閉めたら突然不安定に…そうか…そういう事だったのか…。

カメラ:PENTACON SIX TL、レンズ:CZJ DDR MC Biometar80mmF2.8、フィルム:FUJI PRO400

2010.01.27[水] 憧れ


友人が買った GIBSON です。これを見せる為だけに呼び出されました。ずっと欲しかったのだそう。彼はこれら以外にも幾つか楽器を持っていて、人目を憚らず街中で勝手に歌っている類の輩でした。僕がギターを初めて買ったのは高校入学の時でした。親から借金(返金した記憶は無いが…)して FENDER の Stratocaster に似せた安物を買いました。ただやはり憧れは同じく GIBSON でした。そのなかでも Angus Young が使っていた SG でした。Thunderstruck を聞くと今でもそれを思い出します。すっかり忘却の彼方にあったのですが、20年振り程に目にし、買う予定も無いのに楽器屋に足を運び、壁掛けのなかから SG を探してしまいました。

PENTACON SIX TL、CCCP MIR-26b 45mmF3.5、KODAK EKTAR100

2010.01.26[火] VIVID


2009年クリスマスにケーキを作っているところ。ここ暫くソ連製レンズばかり…そうと意識している訳ではないが、付け始めたメモ帳を開いてみると一目瞭然。そしてまたソ連製レンズ。あればとても安いのだけど、いざ欲しいとなると目につかなかった Zenit (M39) マウントの Helios44 をやっとこさ入手。

Narciss、KMZ Helios44 58mm F2、KODAK ISO400

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